死んだ後、
東洋では閻魔大王に裁かれると言われています。
男性的なイメージですね。そしてちょっと悪魔的ですね。
西洋ではマアトに裁かれると言われています。
マアトは女神です。
マアトは天秤を持っています。片方に真理の象徴の羽を
もう片方に死者の心臓を載せ、死者が生前罪を犯したかどうかを判断します。
天秤が心臓側に傾いたらそれは死者に罪があるという証となります。
このマアトの司るものは「真理」「法」「正義」です。
つまり、タロットカードの正義は
そのままマアトを表したものです。
第三者的な立場からの裁き、
現実的な見方ができているかどうか
自分を客観視できているかどうか
を象徴しています。
裁きという面では
自然の法に則しているかどうかです。
有名なハンムラビ法典のような
「目には目を 歯には歯を」
という原則が適用されます。
「正義」のカードは
倫理的な判断は行いません。