独りさびしい場所で孤独に耐え
禁欲しながら、自らの道を探求している人
後進のものに出会ったら喜んで指導する人です。
常人の観点からすると
既にとんでもなく深い奥義を極めていますが、
まだまだ彼には極めきれていないものがあります。
悟った後の修行をやっています。
「悟後の修行」というものです。
その内容・行法は悟りを開いたものにしかわかりません。
彼と接すると冷たく思えます。
しかし、力強さは感じるでしょう。
暖かさは無いかもしれませんが
教えは的確で隙がありません。
性格は変わっていて理解に苦しむかもしれませんが
考えてみればそれは自分にとって何の影響も及ぼさないのです。
彼に会うにはどうすればいいでしょうか?
それは自分の道を歩くことです。
その時に出会う師と呼べる人が「隠者」です。
その時はわからず、後から振り返ってわかる事もあります。