とあるFPさんがやってるセミナーを覗く機会がありました。良かったこと参考になりそうなことをシェアしていきます。時間がないので一般的なことだけという前置きがありましたが、会場の人たちはうんうんと頷いて聞いておられました。さーっと途切れることなく話をされていて、すーっと頭に入ってきたのですが、この記事書くのに結構時間がかかってしまい、改めて内容盛りだくさんだったんだなと気が付きました。その盛りだくさんな感じが記事にするとなかなか出ないのは今後の課題ですね。
トピックはこんな感じです(思い出したら書き足していきます。)
- 今ってこんな時代
- 今は専門家がいないと乗り越えられない時代
- 収入のうち手取りが10として消費は6、積立3、浪費1。
- 支出は全てクレジットカードにする。
- 毎月、支出をチェックすることとその方法
- 自分へのご褒美は『浪費』か『消費』か?
- 投資より積立をする。
今ってこんな時代
まず、日本全体で収入は増えてないということを言っていて、エビデンスとしてアメリカと比較してました。だいたい、日本人の一世帯が300万円以上ぐらいだったら、アメリカの一世帯では1000万円~1500万円以上ありますよって感じだったと思います。つまり、「あなたの世帯の収入があがることはありませんよ」って言う意味で言ってるように聞こえました。
今は専門家がいないと乗り越えられない時代
3つの分野で相談できる専門家として持っておかないとこの時代は乗り越えられないと言われているそうです。(だれが言っているのか不明ですが、、、)その3つとは医師、FP、弁護士だそうです。健康、資産、法律の3つの分野の専門家を味方につけておかないといけないぞ!!ということです。アメリカ人が同じことを言っていたのも聞いたことがあって、ちなみにその時は、医師、税理士、弁護士でした。アメリカにはFPという職業はないのかもしれません。
収入(手取り)が10として消費は6、積立3、浪費1
収入から厚生年金、健康保険、所得税、住民税を引いた後が手取りですが、その手取りを10(割)として消費は6(割)、積立は3(割),浪費は1(割)の割合で使うということです。ポイントとして昔は使って余ったお金を貯めるで良かったですが、今は先に貯めるのが正解ということです。貯める分は先に別口座に振替えて置き、残りで生活(消費・浪費)するということ。貯める分が積立に相当するわけですが、その中でも、長期、中期、短期と分けておく。長期はIDECOや積み立てNISAが相当、中期が投資信託や外貨建て積み立て保険、国債、定期預金、短期は銀行の普通口座にしておくとのことです。浪費を許容しているところがちょっと斬新でした。起業、副業に関しての経費も消費の中に小さく書かれていました。
支出は全てクレジットカードにする。
見出しの通りで支出は全てクレジットカードにするといいそうです。
なぜかというと、、
- 毎月明細がでる。
- その明細で支出のチェックができる。
- ポイントがたまる。
だからだそうです。というか当たり前か、、、
毎月明細が出る
毎月明細が出ることによって、家計簿の代わりとすることができることがメリットなのです。
家計簿を書き込む時間と手間を節約できるし、書き漏れがないわけです。でも、全ての支払を完全にクレジットカードに一本化するというのは無理で、やはりまだ現金決済のみのところもあるわけですし、それを管理するにはやっぱり家計簿がいるわけです。
その明細で支出のチェックができる
カードの明細=支出の明細ですから、支出のチェックができるわけです。というか、支出のチェックをしようと思えば当然カードの明細が必要になってきます。レシートと違って、最初から一覧としてまとまってますから見やすいです。レシートは間違って捨てていることもあり、それを覚えてない場合もありえるんですよね。ただ、レシートの方も確認しないといけません。例えばポイントだけで支払いをしたものはカードの明細に載ってこないです。詳しい支出のチェック方法は別項にて
ポイントがたまる
クレジットカードで支払いをするとポイントが貯まります。ほぼすべてのクレジットカードでポイントがたまります。できるだけ使用するクレジットカードは厳選しておきます。自分にあった生活スタイルでなおかつポイントをどう使うのかによって、どのクレジットカードを使うのか決まってきます。そしてよりその人にあったクレジットカードを選ぶためのアドバイザーという資格、『クレジットカードアドバイザー』という資格があるそうです。とあるFPさんは『クレジットカードアドバイザー』の資格をもっているそうです。
毎月、支出をチェックすることとその方法
クレジットカードの明細と、青ペン、赤ペン、黄色ペンを用意します。色の意味は信号機の色と同じ意味です。(ですので、青ペンは緑ペンでいいと思います。)青ペンは消費としてOKのもの。黄色ペンは消費として要注意のもの。グレーゾーンっていうところでしょうか?赤ペンは浪費のもの、それぞれに金額のところにマーク(下線、あるいは〇をする)していきます。赤ペンでマークした合計、つまり浪費が手取りの1割を超えていなければOKとするそうです。手取りが30万円だったら3万円を超えなければいいということですね。それにしても何が浪費になるのか?浪費とするのか?気になるところです。
自分へのご褒美は『浪費』か『消費』か?
浪費なのか消費なのかは「気の持ちよう」で変わりますが、『自分へのご褒美』として突発的に使うものは『浪費』としていました。つまり、『自分へのご褒美』でも予め決めていてその通りの支出であれば、『消費』ということになります。なるほど確かに。ここは盲点でした。
投資というより積立をする
投資をしましょうということだったんですが、特にこの銘柄がいいよ!という事は言ってませんでした。最初に一般的な事しかいいませんよという前置きがあったので、それはしょうがないかなというところです。それよりも前に伝えることはいっぱいあるという感じで話が展開されていました。20世紀最大の人類の発明は複利であるという言葉も出ていて、複利で投資をしましょうという話でした。積み立てNISA、IDECOに触れてました。積み立てNISAはあまりよくないよと言ってました。IDECOもあんまりだねって感じでした。新型NISAについては何も触れてませんでした。なんでかな?と思っていたんですが、書いていて気が付きました。支出の話のところで「積立」が手取りの3割という事だったからですね。おそらく、なにか別のおすすめ商品があったんでしょう。詳しくは個別相談でってことでした。